画面構成。
※2016/1/18修正済
Thunderbirdの各部位にはきちんと名称があるのですが、意識していないと覚える機会がほとんどありません。
もちろんそのままでも十分メールソフトとしての用は足りるのですが、疑問点などをフォーラムで訊く場合に、「どこの部分についてですか?」と聞かれたとき、名称で答えられると話がスムーズに進みます。
特に質問する機会がなくても、カスタマイズやアドオンなどの活用時に役に立つので、知っておいて損はないです。
昔はMozillaの公式ヘルプにスクリーンショット付きで説明が載っていたように思うのですが、今見当たらない&バージョンが進んで見栄えが変わった部分多数なので、画面構成をスクリーンショット付きで書いておきます。
Windows8.1環境下、Thunderbird38.4.038.5.1での画面です(2016/1/18修正:画像をオリジナルのものに差し替えました)。
註:解説にあたっては以下の公式記事を参考にしました。
Window layout - Thunderbird - MozillaZine Knowledge Base
メニューリファレンス TB | Thunderbird ヘルプ
上記画像はクラシック環境にて表示しています。
レイアウトは「クラシック表示」「横長表示」「縦表示」の3通りが選べます。
各レイアウトの表示については以下参照
Window layout - Thunderbird - MozillaZine Knowledge Base
画面の各部位については、上から順に(★印は表示項目のカスタマイズが可能)
- ★タブバー:メッセージやアドオンマネージャ、トラブルシューティング情報などはタブで開きます。
- ★メニューバー:「メニューリファレンス TB | Thunderbird ヘルプ」にあるメニュー項目が並んでいます。
Windows環境の場合、Thunderbirdの現行バージョン(17以降)では初期状態で非表示です(代わりにアプリメニューのアイコンがメニューツールバーに表示されています)。
※Win環境でメニューバーを表示させる方法は「Thunderbirdでメニューバーを表示させる」を参照
OS X環境ではバージョンによらず、常時表示状態です。 - ★メニューツールバー:基本的なメール操作(受信、作成、アドレス帳など)が並びます。アプリメニューのアイコン(メニューアイコン)はここにあります。
- フォルダペイン:画面左側に表示されます。メールボックスの一覧が並んでいます。
- クイックフィルタバー:表示されているスレッドペイン内のメッセージについて、特定の条件(既読、スター付き、知り合い、タグ付き、添付あり)やキーワードで絞り込みたい場合に使います。
- スレッドペイン:フォルダペインで選択したメールボックスにある、メールの一覧が表示されています。
- ★ヘッダペイン:スレッドペインとメッセージペインの間に存在します。メールのヘッダが表示されます。
ここにも「返信」「転送」「削除」などのアイコンが並んでおり、操作可能です。 - メッセージペイン:メール本文が表示されます。
- アタッチメントバー:添付ファイルがあるメールをメッセージペインor新規タブで開くと表示されます。
- ステータスバー:メールの送受信状況やメールボックスの操作状況(メッセージの移動、コピー、削除など)が表示されます。