とりかごとなり。

Mozilla Thunderbirdに関する個人的な備忘録とか設定とか。メールのトラブル時・異常時の対処や考え方が基本路線です。

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トラブルシューティング:確認1[発生環境特定]:OSとThunderbirdのバージョン確認

トラブルシューティングの第一歩、ThunderbirdとOSのバージョンを確認する方法です。
Thunderbirdのバージョンは、WindowsMac OS Xで見る場所が異なります。

 

Windowsでのバージョン確認方法

メニューバーの「ヘルプ(H)>Thunderbirdについて」から確認ができます。
メニューバーが表示されていない場合、「Thunderbirdでメニューバーを表示させる 」を参考に表示させてから行います。
※(2016/1/10追記)メニューバーからではなく、画面右端のアプリメニュー(三のアイコン)から確認する方法もあります。メニューバーに頼らない:アプリメニューで頑張る時 - とりかごとなり。を参照。
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Mac OS Xでのバージョン確認方法

メニューバーの「Thunderbird>Thunderbirdについて」から確認可能です。
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ただ、これだとThunderbirdのバージョンしかわかりません。
OSとThunderbirdのバージョンが一発で両方わかるととっても楽です。
その両方の情報を確認できる場所が「トラブルシューティング情報」です。

こちらは、WindoもOS Xもメニューバーのヘルプ>トラブルシューティング情報から開くことができます。

Windowsでの画面

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Mac OS Xでの画面

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トラブルシューティング情報の上部には「テキストをクリップボードにコピー」という項目があり、ここに書かれている基本情報をそのままコピーできます。
フォーラム等で提示するときに役立ちます。

トラブルシューティング情報の「アプリケーション基本情報」内に「ユーザエージェント」という項目があります。
1行で記述されていますが、ここに、OS情報とThunderbirdのバージョン情報の両方が含まれています。

下記はWindowsでの画面ですが、ユーザエージェントには
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; rv:38.0) Gecko/20100101 Thunderbird/38.5.1」
と書かれています。
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前半に「Windows NT 6.3」とあるので、OSはWindows8.1であることがわかります。
Windows NT系 - Wikipedia

後半部分にThunderbirdのバージョンが
Gecko/20100101 Thunderbird/38.5.1」
と書かれています。
合わせて読むと、「Windows8.1でThunderbird38.5.1」の環境であることがわかります。

OS Xでも基本的には同じです。
f:id:meeyar:20160108232937p:plain 前半に「Macintosh; Intel Mac OS X 10.10」とあり、Intel環境のMacでOS X10.10であることがわかります。

トラブルシューティング情報の中ほどには「拡張機能」の項目があり、インストールしているアドオンの一覧を参照できます。
これらも問題解決する上で参考になるでしょう。
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